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デイ彩で 笑顔を編みこみ 毛糸まく

デイサービス彩

今月は先月に引き続き、音楽療法の紹介を詳しくしていきたいと思います。

音楽療法とは?

皆さん『音楽療法』と言う言葉を聞いたことがありますか?

最近、音楽療法は『認知症患者に効果がある』と耳にする事もあると思います。

今回はその音楽療法について紹介します。

 

音楽療法とは?

まず音楽療法の定義は次のように定められています。

『音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、
心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、
音楽を意図的に、計画的に使用すること』

(日本音楽療法協会定義より)

その音楽療法では様々な音楽活動があります。

主な音楽活動の種類として・・・

①Moving(運動活動)

②Singing(歌唱活動)

③Playing(演奏活動)

④Listening(鑑賞活動)    等があります。

デイサービス彩では特にSinging(歌唱活動)を中心に実施、
歌唱曲としては季節やテーマに関連した抒情歌・童謡・歌謡曲を取り入れています。

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歌唱する事でどんな効果・役割があると思いますか?

歌唱すると・・・

・嚥下機能の活性化

・心肺機能を高める

・文字・歌詞の理解、認識

・記憶への刺激

・社会的交流の促進

・感情表現の促進

・気分転換(ストレスの軽減・発散)    等

このような効果・役割があると考えられています。

 

普段、多くの施設で行われている音楽レクリエーションと音楽療法は同じ活動ではありません。
音楽療法士は音楽の特性をより深く理論的な部分から理解し、
音楽の特性を利用した『動く』・『歌う』・『演奏する』・『聴く』の音楽活動を通して
個人の身体的、心理的、認知的、社会的なニーズや能力に合わせて
人間の機能領域の『認知』・『運動』・『コミュニケーション』・『社会性』・『情緒』に
働きかけていきます。
このような考え方の元、患者様・利用者様に合わせた治療目標を設定して
治療目的に合わせたプログラムの計画、提供しています。

 

音楽療法実施の中で歌唱中の利用者様の生き生きとした表情や大きな声で歌っている姿、
懐かしい歌(曲)をきっかけに過去の記憶を回想した際には笑顔でお話ししてくださる姿を見る事で
音楽が利用者様にとって良い刺激になっている事を実感しています。
また満足感や充実感を獲得している様子、次回への音楽療法への期待感や楽しみを
もっていただける事が嬉しいです。
これからも音楽療法が利用者様のQOLの向上へ繋がるように
音楽を通して楽しい時間を過ごして頂けるように努力していきたいです。

音楽療法士:川田・野口

♪音楽療法をされている時の御利用者様は本当に楽しそうです(*^。^*)
♬私達職員も一緒に参加しています。

今月のデイ彩

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コーヒー教室、笑いヨガ、冬野菜の種まきなど。

楽しく過ごしました。(*^。^*)