火災事故による特殊ケースについて
清水内科
家を出る前は火の後始末・確認を忘れずにしましょう\(”-”)/
11月に入り、今年も残すところ2ヶ月となりました。
今年も寒い時期が到来しようとしています。
みなさんは、どのような防寒対策を考えているのでしょうか??
例年、火気を扱うこの時期になると空気が乾燥し湿度低下による火災が多くなってきます。
また、消し忘れた暖房器具が衣類やカーテンなどの可燃物に触れて引火する可能性も考えられます。
今回は、特殊なケースによる火災発生の状況についてご紹介します。
1.収れん火災
鏡、アクセサリーなどが太陽光を収束させ、可燃物に当たることで発生する恐れがあります。
太陽の高度が低い秋から冬に多く発生するといわれています。
2.室内ペットによる火災
犬や猫など室内で飼われているペットが配線やケーブルにおしっこをし火事になる場合があります。
また、ウサギなど歯が鋭い生き物が電気ケーブルを噛み、発火することがあります。
3.住宅用ワックス
油の成分が空気中の酸素と反応して自然発火を引き起こします。
※フローリングワックスなどを行った時は、使用した布を放置せずかならず後始末をしましょう。
4.ロボット掃除機
最近では、自宅にロボット掃除機を活用する人が増えています。
例えば、ロボット掃除機が電気ストーブにぶつかったはずみで
ソファーに接触することで引火する可能性があります。
以上より、これらの特殊ケースに該当していないか、今一度確認をしましょう!
1人暮らしをされている高齢者の人たちはより、細心の注意が必要になります。
台所の火の後始末は大丈夫でしょうか??
暖房器具の消し忘れ等はどうでしょうか??
もし、身の回りに独居の家族が住まわれている人がいれば注意をしてあげましょう。
少しの思いやりが事故を未然に防げるかもしれません!!
皆さん、安全な冬をお過ごしください☆彡
清水内科 地域連携室