リハビリだより3月号
清水内科
今月は高齢に伴う不眠についてお話しします。
・どうして高齢に伴い不眠が生じるのか?
高齢になると体内時計の加齢変化と眠りの質の変化が生じ、不眠を訴える頻度が多くなります。
加齢に伴い、睡眠と深い関係のある神経の働きやホルモンの分泌能力が衰えることにより
睡眠時間が短くなり不眠症状に繋がります。
・睡眠の質を高めるには?
朝起きる時間を決めて太陽の光を浴びるようにしましょう。
そうすることで体内時計がリセットするといわれています。
朝日を浴びる時間を一定にすることで体内リズムが整い、やがて入眠時間も安定してきます。
ただし、目覚めが早すぎる場合は早朝から朝日を長時間浴びることは避けましょう。
※不眠による不調が続く場合は早めの病院受診をおススメします。