リハビリだより5月号
清水内科
新型コロナウイルスの流行が始まって以降、
以前にも増して「免疫力を上げよう!」という言葉を耳にするようになりました。
感染予防対策として免疫力に注目している方も多いのではないでしょうか?
感染症に負けない身体づくりのためにどういった点を意識して生活を送ればよいのか
8つの項目をリハビリだより5月号・6月号の2回に分けてご紹介いたします☆!
1.散歩
運動をして汗を流すと新陳代謝が活発になり、免疫細胞が活性化することで免疫力が高まります。
また、身体(皮膚)が日光に当たることでビタミンDが生成されます。
ビタミンDは認知症やうつ病・骨の強化に関連していると有名ですが、
最近ではさまざまなガンに対しても予防効果があることが分かってきています。
2.笑顔
お腹の底から笑うと、心も身体も元気になった気がしませんか?
笑うことで、免疫のコントロール機能をつかさどる間脳に興奮が伝わり、
神経伝達物質の神経ペプチドが活発に生産されます。
この神経ペプチドは、血液やリンパ液を通じて体中に流れ、免疫細胞であるNK細胞を活性化。
その結果、がん細胞やウイルスなどの病気のもとを攻撃するので、免疫力が高まります。
3.深呼吸
人間は1日に約2万回呼吸をしているそうです。
気持ちが焦っているときは、交感神経にスイッチが入り自然と呼吸が浅くなります。
副交感神経が働きリラックスしているときには、ゆっくりと深い呼吸をしています。
このように呼吸と精神状態は深く結びついており、
呼吸をコントロールすることで気持ちもコントロールすることができます。
ストレスを感じたらゆっくりと深呼吸を行ってみてください。
副交感神経が高まってリラックスするとともに全身の血液循環がよくなり、
免疫細胞の活性につながります。
4.入浴
湯船に浸かることで身体が温まり、血液の循環を良くしてくれることで新陳代謝が高まります。
正しい入浴方法として「38~40℃のお湯に10分間全身浴」
これを習慣にしていただければ副交感神経の働きが盛んになり
リラックスホルモンが分泌され免疫力が高まります。
どうでしたか?
すぐに始められる内容もいくつかあるので是非始めてみてください♪
残りの4項目は来月号にてご紹介します。来月号も覗いてみてください☆彡